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介護福祉士になるためには資格が必要!?

 

社会福祉専門職の中で、唯一の資格国家資格「介護福祉士」が介護業界ではメインの資格になるのですが、「介護福祉士」になるためには必要な資格が2つあるんです。

なので今回は必要な資格2つと別の用途がある資格の計3つをご紹介します。 

 

✔︎介護職員初任者研修

✔︎介護福祉実務者研修

✔︎ケアマネージャー(介護支援専門員)

✔︎4つの資格を表で比較

 

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1.介護職員初任者研修

 

介護職員初任者研修は介護の基礎知識・スキルがあることを証明できる入門資格になります。

 

2013年の4月から制度の変更により「ホームヘルパー2級」から名称を変更されました。未だに介護事業者の中では「ホームヘルパー2級」と呼ばれる場合もあるみたいなので、覚えておくといいと思います。

初任者研修資格を取得していると、採用時に有利になったり、給与の面で待遇されることもあり、期間としましては、最短で1ヶ月で取得することができます。

 

年齢や学歴、必要な資格、実務経験など受講する上での条件はありませんので、カリキュラムを修了し修了試験に合格すれば資格取得となります。比較的取得しやすい資格になります。

 

 

2.介護福祉実務者研修

 

介護福祉実務者研修は、介護職員初任者研修の上位に当たる資格になり、質の高い介護サービスを安定的に提供していくことを目標に、基本的な介護提供能力の修得を目的とした資格になっています。

また、介護福祉士国家試験の受験資格は、2017年より「実務者研修の受講・修了」が義務付けられていますので、介護福祉士資格を目指す上で必須の資格となります。

 

実務者研修を取得することによりサービス提供責任者として働くことが出来る他、医療的ケアやたん吸引など実践的なスキルが身につきます。

もちろん採用時に有利になったり、給与の面でも待遇されます。

 

今後介護の世界で働く方には必ず持っていた方が良い資格だと言えます。

 

 

 

3.ケアマネージャー(介護支援専門員)

 

ケアマネージャーとは、介護保険制度に基づいてケアマネジメントを行うための資格になっています。正式名称は「介護支援専門員」ですが、一般的に「ケアマネージャー」や「ケアマネ」などと呼ばれる事が多いので、どちらも覚えておくと良いと思います。

 

ケアマネジメントとは、障害を持つ方々が自立した生活を送るために、様々な課題を解決していくプロセスのことになります。ケアマネージャーは国家資格と間違われやすいのですが、国家資格ではありません。

 

ケアマネージャーの一番のメリットは勤務時間だと思います。ケアマネージャーの主な業務である「介護サービス利用者宅への訪問、ケアマネジメントの事務作業」は、基本的に昼間の時間帯です。介護職員の様に夜勤の必要はないので、結婚してお子さんが居る方でも仕事が出来るみたいなので、主婦の方はこちらの資格をお勧めします。

 

 

4.4つの資格を表で比較

 

 

資格

内容

介護職員初任者研修

・介護業界の第一歩

・最短1ヶ月で取得可能

・旧ホームヘルパー2級

介護職員実務者研修

・実践的スキル

・サービス提供責任者へ

介護福祉士の受験資格

ケアマネージャー

・ケアプランの作成

・管理者へ

・勤務時間が昼間

介護福祉士

・介護業務特化の国家資格

・サービス提供責任へ

生活相談員

・チームリーダーへ

 

 

 

 

 

今回は3つの資格を紹介しましたが、1つ1つ条件であったり、期間であったり、ニーズであったり様々ですね。資格というのは踏み込みにくいかもしれませんが、取得するとその分確実にメリットがあります。特に介護は今から伸びていく業界です。自分のニーズに合った資格を見極め、「人よりも早く」行動してみてください。

 

 

介護職のやりがいと魅力とは!?

 

現在、仕事は人生の1/3がに当たると言われています。

「そんな仕事にやりがいを持って働けるかどうかは、とても

大切なことになってきます。

 

なので、今回は介護職のやりがいと魅力をお伝えします。

介護未経験の方でも、介護職に迷いを感じている方も参考にしてみてください。

 

 

1,やりがい

 1,1 直接感謝の言葉をもらう

 1,2 心の大らかさ、優しさに触れられる

 1,3 目標達成に向かって支援できる

 1,4 日本の問題に貢献できる

 

2,魅力

 2,1 家族介護でスキルが役立つ

 2,2 キャリアアップしやすい

 2,3 働きやすく自由がきく

 2,4 リストラ・職を失うリスクが低く、安定している

 2,5 資格を取得しやすい

 

 

 

1,やりがい

やりがいは仕事において最も大切なことだと思います。

やりがいを持って働けるかどうかで、モチベーションや

仕事の継続力、向上心にも繋がってきます。

 

 

1,1直接感謝の言葉をもらう

利用者の生活を支援する介護職は、業務の一つ一つで利用者と関わりを持ちます。

その中で利用者から顔を見て、笑顔で直接「ありがとう」と言ってもらえることは

大きなやりがいになります。

 

他の仕事でも「ありがとう」と言ってもられることはあるかもしれませんが

顔を見て、笑顔で直接、感謝を伝えられることは多くはないでしょう。

 

また、利用者の家族から信頼されることもやりがいを感じます。

 

 

1,2心の大らかさ、優しさに触れられる

介護の仕事をしたことのない方には、「高齢者といるのはつまらない」と

介護職を敬遠するかもしれませんが、実は高齢者過ごす時間は、想像以上に

尊いものです。

高齢者は時間に追われてイライラせかせかしている若い世代とは全く別で、

心の余裕や、人に対する許しがある方が多いのです。

 

今の世の中で、時間の追われずに、優しく接してくれる方は

日本にどれほどいるでしょうか?

 

高齢者の方の中には、戦争を体験した方もおられますし、

長い人生多くの経験をし、それを乗り越えておられます。

 

そんな人生の大先輩の心の大らかさや優しさに触れることは、あなたの

やりがいにもなるでしょうし、多くの経験を知れることは他の仕事では

味わえない学びになること間違い無いでしょう。

 

 

1,3目標達成に向かって支援できる

介護職では、利用者の目標達成に向けて日々支援しています。

利用者の生活の質は向上し、生き生きとした表情を見ることができると、

自然と喜びとやりがいを感じられるでしょう。

 

特に、これまで出来なかったことができるようになるなど、目標を

利用者と一緒に達成した時にはより大きなやりがいを感じられるでしょう。

 

 

1,4日本の問題に貢献できる

介護業界というのは、今の日本でも問題視されている業界です

高齢化社会の日本で、介護職の人手不足は解消されていません。

 

そんな介護職であなたが働くことにより、日本の問題を少しづつ軽減

されていきます。

現代の仕事で、直接的に日本の問題に貢献できる仕事はあまり多くはありません。

 

あなた一人の力で日本を救うことができれば、やりがいも感じられるでしょう。

 

 

2,魅力

仕事をしていく中で、魅力がないと退屈になってしまいます。

仕事を楽しいものにするためには、魅力が必要です。

 

2,1家族介護でスキルが役立つ

介護の現場で培ったスキルは、仕事以外でも身近なところで役に立ちます。

将来的に自分の家族に介護が必要な時がやってくるかもしれません。

 

その時に介護職の経験があれば、戸惑うことなく仕事で得た知識や技術を活かす

ことができ、家族の希望を叶えるために役立つことができるでしょう。

 

 

2,2キャリアアップしやすい

近年、日本は国をあげて介護職の人材教育に力を入れています。

そのため、介護職員初任者研修→実務者研修→介護福祉士という資格制度が

設けられ、未経験者でも目標を持って資格取得を目指せる仕組みなっています。

 

介護職はキャリアアップの道筋が明確なので、研修を修了することと

実務を積むことで働きながらキャリアアップを目指せる点が魅力です。

 

また、キャリアアップすることにより給料や待遇面でもメリットがあります。

 

 

2,3働きやすく自由がきく

一言で介護職といっても、様々な職場があります。

日中だけ営業しているデイサービスなどに勤務すれば、基本夜勤はありません。

また24時間営業といえる老人ホーム・介護施設でも、日勤だけという

働き方は十分に可能なのです。

 

逆に、夜勤だと手当がつくので、お金を貯めたい人や少ない日数で

多く稼ぎたい人は夜勤だけ勤務も可能です。

 

あなたに合った自由な働き方を選ぶことができるのが魅力です!

 

2,4リストラ・職を失うリスクが低く、安定している

介護の仕事は、都市や地方ににかかわらず、人が暮らす場所ならどこに

でも存在しています。

なので、見知らぬ土地で暮らすことになっても、職探しに困ることはありません。

 

そして、今の日本は少子高齢化社会です。

介護業界は今からどんどん需要が増してくる業界ですので、

安定はもちろん、向上すると考えてください。

 

 

2,5資格を取得しやすい

介護職は、専門学校などに通わなくても、研修と修了試験だけで

介護職員初任者研修の資格が取得可能です。

実務経験を積んだ後に、試験に受かれば介護福祉士やケアマネジャーに

なることができます。

 

そして、介護福祉士は国家資格ですが、合格率は70%を超えています。

10%を下回る国家資格もあるため、取得しやすい国家資格となっています。

 

 

 

介護業界は「人手不足」と言われていますが、これは働く側にとっては

とてもプラスなことです!

就職・転職などにも困りませんし、何より職を失う可能性が極めて低いです。

ぜひ、あなたの仕事をやりがいのあるものにしてみてください。

 

職場別!!介護士の仕事内容とは?

 

1,介護士とは

 

2,介護士の主な仕事内容

 

3,職場別の仕事内容

 3,1 老人ホーム

 

 3,2 デイサービス・デイケア

 

   3,3 訪問介護ホームヘルパー

 

   3,4 病院

 

 

1,介護士とは

介護士とは、介護の仕事に携わっている人のことを指します。

 

介護福祉士の略称として、「介護士」という名称が使われることもあるのですが、今回は「介護士=介護職全般に関わる仕事」として考え、お伝えしていきます。

 

 

 

2,介護士の主な仕事内容

主な仕事内容は、高齢の要介護者の生活を日々サポートしていくことです。

具体的には、以下の4つに分けられます。

 

・身体の介護(入浴・排泄・食事・着替えの補助など)

・メンタル面のケア(話し相手になり一緒に遊ぶなど)

・身の回りの世話(部屋の掃除・洗濯など)

・相談・アドバイス(要介護者の家族との相談・自宅介護に関するアドバイス

 

 

 

 

3,職場別の仕事内容

 

3,1 老人ホーム

 

老人ホームでも今回は3つに分けてお伝えしていきます。

・「特別養護老人ホーム

・「介護老人保健施設

・「有料老人ホーム

 

 

特別養護老人ホーム

特別養護老人ホームは、地方自治体などが運営している公的な介護施設です。

他の介護施設との違いは、自力で生活することが難しい人が多いことです。

 

仕事内容:食事・排泄・入浴補助などの身体介護が多く、着替えや歯

     磨きの手伝いも行う。

     介護を受ける人の家族とのコミュニケーションを図り、

     方針などの相談。

 

 

 

介護老人保健施設

介護老人保健施設は、要介護高齢者に自宅生活が出来るように支援する介護施設です。

他の介護施設との違いは、自宅復帰に向けたリハビリに重きを置いてる事です。

 

仕事内容:食事・排泄・入浴補助などの身体介護や病院同行を行う。

     自宅復帰が目的となるため、回復・復帰を意識した

     内容が多い。

 

 

 

有料老人ホーム

有料老人ホームは、民間企業が運営している介護施設です。

他の介護施設との違いは、介護サービスを受けたい方が要介護レベルでなくても入れる事です。

 

仕事内容:食事・排泄・入浴補助などの身体介護やレクリエー

     ション、イベント運営も行う。

     ホテルのフロントのようなパーソナルなサービスも行う。

    (*民間企業の運営なので、施設によって異なる

      ことがある

 

老人ホームは以上三つになります。

一つ一つ目的が変わってきますので、主な仕事内容も変わってきますよね。

 

 

 

3,2 デイサービス・デイケア

 

デイサービス・デイケアは、普段自宅で生活している高齢者が施設に通い、日帰りで介護・リハビリを受けることです。

利用者の家族の負担を減らすだけでなく、家族以外の人との交流や、気分転換、日常生活を回復させるなどの効果もあります。

 

仕事内容:施設での身体介護や車での送迎も行う。

     コミュニケーションをとったり、レクリエーションを

     行ったり、環境づくりを行う。

     (*利用者は自力でできることが多いので、他の施設より

       身体的な負担は少ない

 

 

 

 

 

3,3 訪問介護ホームヘルパー

 

 

訪問介護は、利用者の自宅を訪ねて介護サービスを提供することです。

住み慣れた自宅で介護サービスを受けられるため、利用者の精神的負担を減らせます。

 

仕事内容:ケアマネージャーが決めたプラン通りに介護を行う。

     利用者の状況などを記録してケアマネージャーに報告

     (*利用者一人に対して、一人が対応するので利用者に

       合った仕事内容になる

 

 

 

3,4 病院

 

病院介護は入院患者の介助と看護師の補助をすることです。

 

仕事内容:食事・排泄・入浴補助などの身体介護やベットのシーツ

     交換・洗濯を行う。

     カルテ整理や医療器具の消毒をしたり看護師の

     サポートも行う。

 

 

 

 

 

 

介護士」の主な仕事内容は同じですが、職場により細かい内容は変わってきます。

しかし、「介護士」の一番のやりがいの人と関わることは、絶対に変わりません。

 

悩まない仕事選びを! 〜介護職の良さはこれだ〜

 

「何の仕事すれば良いんだろう?」「自分に合った仕事ってなんだろう?」「給料の良い仕事ないかな?」などと考えている人は多いことでしょう。私自身も1年ほど前まで仕事については何も考えていませんでした。そう考えている事は悪い事でもありませんし、選択肢を増やしていけばその悩みは解消していきます。なので今回は選択肢を増やし、皆様のイメージがガラッと変わる職業をご紹介します。それは、、、、、、

介護職!

介護職は世間のイメージで、3Kと言われている職業ですが、それは人それぞれの感覚だと思いますし、全ての仕事が3Kだと思います。同じ3Kにお仕事をするのなら、他の仕事より給料が良い方が良いですよね。しかし、介護職は世間的に3K +給料が悪いと思われがちなのです。そんなイメージはこの記事を読み捨ててください!!!

 

大卒の全業界平均月収は平均19万5000円

これは賃金構造基本統計調査による結果になります。大学まで出て月収19万5000円は少し悲しいですよね。家賃や食費・光熱費・携帯代などにお金を使うと手元に残るお金はほとんど無いでしょ う。やっと社会人になれたのに、趣味やプライベートの事にお金が使えなかったら楽しい人生でしょうか?先ほどの月収を年収に換算してみると平均234万円になります。パッとしない数字ですよね。

 

しかし、介護職!なんと平均月収は27万6000円です!!

276000-195000=61000

約6万円ほどの差がありますよね。6万円の差があればどうでしょう?6万円貯金するのも良し!3万円貯金・3万円趣味に当てるのも良し!6万円を全てプライベートに当てても良し!

そして、6万円貯金した場合

6×12=72

年間72万円も貯金することができます。しかもそれを10年間続けた場合

72×10=720

720万、さすがにパッとする数字になりましたよね。

 

そして、今後の介護職は年々需要が増してきます。今の日本は人口の1/4が高齢者という少子高齢化社会ですので、施設の数も年々増えていっています。平成28年10月1日の時点で施設は、、

総数:12,570施設で、前年に比べ1,191施設、18.0%増加

定員:482,792人で、前年に比べて57,964人、13,6%増加

この数字だけで介護職の需要が増してるのはわかりますよね。増していってはいますが私はまだまだ序章に過ぎないと思います。スポーツで例えるなら、キャッチボールを始めた野球少年。勉学で例えるなら、かけ算を習得し始めた子供。この子供たちの将来は可能性に満ちているように、介護の世界も可能性に満ちています。このように、介護職はまだまだ伸びていくのです。そこで私が伝えたいのは「早くやった人が勝つ」という言葉です。バイオリンなら3歳、ピアノなら5歳と言われております。それと同様に介護職も早く始めた方が良いのです。なぜ??需要が上がる前に始めて置くと、需要が上がるにつれて自分自身の立場も上がる可能性が高いからです。先ほども言いましたが、同じ時間を働き、同じ労力を費やすなら立場も上の方が良いですよね。

他の仕事だと、なかなか昇格するのは難しいと思います。そして、これだけ未来が明るい業界をそう多くは無いと思います。

 

今回書いた記事は介護職の良さのほんの一部でしかありません。まだまだ介護職の良さはいっぱいあります。今後、給料・資格・やりがいなどもっと深く介護職について記事を書いていきます。